M&Aインタビュー
#2「株式会社leva」

2021.04.28

 今回は、メディア事業を事業売却された、株式会社leva様にインタビューを行いました。事業売却を決められたきっかけ、手続きの進め方、M&A仲介業者選定ポイント、事業売却の意義等について、代表取締役社長の鈴木淳一朗様にお伺いしています。

事業売却のきっかけや手続きを進めるポイントは?

—— 今回売却された事業内容についてお聞かせください。

 特定領域に特化したメディア事業です。当社はメディア・サービス事業、法人向けWebコンサルティング事業、人材事業を事業領域としています。今回はメディア・サービス事業のうち、自社で開発・運営していたメディア事業の一つをM&Aしました。

—— 事業売却を決められた経緯をお聞かせいただけますか。

 元々M&Aは一切考えていませんでした。力を入れている事業の一つだったことや、売却した事業単体での利益は月間数百万円ほど継続的に出ており成長軌道にも乗っていたため、売る必要性は感じておりませんでした。その中でM&Aのご提案をいただき、事業を加速できる企業様へのM&Aを通じて、ゼロから育ててきた事業の提供価値をより早く、大きくしていけることや、未来に得られる利益を先に得る経営効率の良さなど、今までにない新しい視点でM&Aや、今後の会社経営を考えるようになりました。

—— 譲渡先選定のポイントはありましたか。

 譲受企業が今後も事業を成長させてくれそうか、経営陣が尊敬できるか、妥当な金額でマッチングできるか、の3点です。
 売却する事業は自身がゼロから創ってきたものですので、事業譲渡後も、譲受企業様が継続して事業成長していってくれそうかは重要視したポイントでした。また、譲渡先企業様とは譲渡後も関わっていきますので、経営陣がどのような方々であるかを譲渡先選定段階より重視していました。最終的に売却させていただいた譲受先企業の代表者様は人柄が良く、交渉中も常に真摯な対応をしてくださり、良い印象が強かったことも決め手の一つになりました。実際にM&A後も良いお付き合いができていると感じておりますので、満足度は高いです。

—— 売却にあたって不安な点はありましたか。

 一言でいえば、当初は「わからないこと」が不安でした。疑問や不安の解消のため、M&A決断前には弁護士など専門家の知見もお借りしました。また、御社とお付き合いする中で、ご担当者様がこちらの疑問・不安等に対してわかりやすくご対応していただけましたので、各種疑問・不安を払しょくすることができました。

事業売却をする際に業者を選定するポイントは?

—— 数あるM&Aサービスの中から、弊社を選んでいただいたポイントはありますか。

 当事業は、他のM&A仲介業者様や、買収希望の上場企業様から直接私までご連絡いただいたりなど複数の打診を受けておりました。その中で、弊社側の立場に立ち、真摯にご対応してくださったのが御社のご担当者様であり、信頼関係構築に繋がったことがポイントでした。

—— 他の仲介会社と比べ、弊社サービスはいかがでしたでしょうか。

 ご担当者の方が弊社の実現したいことを真摯かつ丁寧に汲み取っていただけたのが印象的で、安心してお話を進めることができました。また、上場企業様や、非上場の有名企業様など、優良な買手候補を数多く抱えていらっしゃったことも良い点と感じました。

—— 自身の事業のどういった点を評価されたいとお考えでしたか。

 事業の収益性とクライアントとの関係性の2点です。実際に事業の収益性、クライアントとの関係性ともに評価をいただけたと感じています。特にクライアントとの関係性は時間をかけて築き上げたものですので、評価に反映していただき感謝しております。御社には良い条件交渉をしていただけたと思っています。

—— SEOの変動が即価格に反映される点についてはどう思いますか。

 今回売却したメディア事業はSEO集客比率の大きいサービスでしたが、そういったサービスをM&Aする際は、事業構造上、良くも悪くもすぐ収益に直結しますので、即価格反映は妥当だと考えています。事業者側としては、SEOでの成果を最大化し、成長軌道に仕上げることはもちろん、それ以外の付加価値を生み出していくことも、希望通りのM&Aを実現するなら必要だと思います。

—— 譲受企業にはどのようなことを期待していますか。

 譲受企業様のM&Aの目的が達成されることです。無事目的が達成されることを願っておりますし、弊社としても引き続きマーケティング面のご支援を続けることで、更なる事業成長に貢献していきたいと考えています。

事業売却は経営戦略と人生設計の両方を再構築する機会

—— 売却後、ご自身の展望などをお聞かせいただけますか。

 売却して得たリソースや資金を活用することで、既存の中核事業の更なる成長と、新規事業開発を進めていきたいと考えています。事業を通じ、世の中へ提供できる価値の総量を増やしていきたいと思っております。

—— これからM&Aを考えているメディア運営者へのアドバイスはありますか。

 M&Aは出口戦略の1つとして良い選択だと思っております。当初からM&Aを視野に入れて事業を作ることで、出口から逆算し、どのような運用をしていくのか道筋も決まってくると思います。M&Aという選択肢もあることを想定して行動されると、より選択肢が広がるのではないかと考えています。

—— 企業や事業の譲渡を検討している経営者にメッセージをお願いします。

 変化が速い現代においては「経営のスピード」は最重要と考えています。その点、経営スピードを早める一つの経営判断として、企業・事業の譲渡は選択肢になり得るのではないでしょうか。M&Aという手段を通じて、数千万円〜数億円という未来の利益を先に得られる可能性もありますし、潤沢な資金を得ることにより、勝負どころで大胆な経営戦略を取ることもできるようになります。また、譲受企業のリソースやノウハウを活かし、これまで大事に伸ばしてきた事業を、より早く、より大きく成長していけることも、M&Aの側面だと捉えています。

 また、企業・事業の譲渡は、会社の経営戦略だけでなく、経営者自身や社員の人生まで考える機会になると考えています。M&Aをご検討中の経営者様には、企業・事業の売却が、会社や経営者、社員にとって良い影響を与えるかという視点で深くご検討されると、納得いく道を選べるのではないでしょうか。

※無料で登録できます。

>>サイト売買コンサルタントに相談する
>>Growth M&A(リサイト)のご利用料金について
※完全成果報酬型で運営しているため、会員登録・相談料・案件掲載料などで料金が発生することはございません。