自分のサイトに合っているのは?webメディアで収益を上げる方法まとめ

2022.04.21

webメディアの収益源は大きく分けて2つあります。広告による場合と物品やサービスの販売による場合です。いずれにせよ、収益の上がっているwebメディアには特徴があります。提供する情報の内容に合ったマネタイズの手法を適用しているのです。この記事では、webメディアの運営を考えている人を対象に、そのメディアで収益を上げる代表的な方法を紹介します。また、収益方法別の運営上の注意点にも触れつつ、webメディアの売却による収益化の利点もみていきましょう。

1.webメディアで収益を上げる方法:広告収入

webメディアの収益源のひとつである、広告収入で収益を上げる代表的な2つの方法を紹介します。1つは「アドネットワーク」と呼ばれる方法で、もう1つは「アフィリエイト」です。広告をページに掲載する点は同じですが、課金方法に違いがあります。

1-1.方法1:アドネットワーク

アドネットワークは、複数媒体の広告枠をwebメディアで販売する方法です。収益はユーザーのクリック数に応じたものとなります。代表的なサービスはGoogleアドセンスなどです。webメディアの運営側はアドネットワークサービスに登録することで、ページ内の指定の場所に広告を表示することになります。つまり、営業行為をせずに広告枠を販売できるのです。ただし、広告自体はサービス提供者側が選択するため、webメディア自体のイメージとは無関係なものが表示される場合があります。

また、個々のユーザーのアクセス解析の結果が反映されるタイプでは、表示される広告は同一ではありません。イメージを重視するwebメディアの場合は導入に注意が必要です。なぜなら、サイトのイメージとはまったく関係のない、場合によってはイメージダウンになる内容の広告が表示されるリスクがあるからです。

1-2.方法2:アフィリエイト

アフィリエイトは、他社の商品やサービスの広告をwebメディアに載せて、宣伝する方法です。webメディア側が積極的にアイテムを紹介する点が、アドネットワークとは異なります。収益は、webメディア経由で商品やサービスの利用に至った場合に受け取るコミッションが基本です。商品の販売側にとっては、実際の売上が立って初めて広告コストが発生するため、コストパフォーマンスの明確な数値化が可能です。

▼アフィリエイトについて詳しくみる
>>アフィリエイトビジネスとは?メリットと始めるための手順を紹介

2.webメディアで収益を上げる方法:ユーザーから収入を得る

広告による手法は、いわば間接的な収益です。webメディアで収益を上げるために、エンドユーザーと直接取引する方法もあります。その代表的なものは、「Eコマース」と「コンテンツ販売」です。両者は、商品を制作・製造する主体が異なります。

2-1.方法1:Eコマース

Eコマースとは、通信販売機能がついたwebメディアで、通販機能を利用してインターネット上で商品やサービスを販売する方法です。このようなサイトは、「ECサイト」と呼ばれています。広い意味でのEコマースは、電子商取引全般を意味しており、取引相手により大きく3つに分類が可能です。1つ目は、企業同士で取引をするもので「BtoB」と呼ばれます。2つ目は、ネットショップなどの企業と消費者間の取引を仲介する「BtoC」サイトです。3つ目は、オークションなどの消費者同士の取引を仲介する「CtoC」サイトになります。

2-2.方法2:コンテンツ販売

コンテンツ販売とは、インターネット上で自分が作ったコンテンツを販売する方法です。芸術性豊かなハンドクラフトや、プログラムスキルが必要な各種アプリケーションなどを個人レベルで制作して、ネット上で販売します。コンテンツ販売用のサイトは自分でも作れますが、htmlやphpなどの知識が必要です。そのため、個人が気軽にコンテンツ販売できるサービスをパッケージとして提供するベンダーがあります。このようなパッケージを自分のサイトに実装すると、サポートも受けられるため、最も簡単で安定したサイト運営が可能です。

3.webメディアで収益を上げる方法:その他

webメディアで収益を上げるもう1つの方法は、「純広告」です。同じ広告手段でも、アドネットワークやアフィリエイトと比べると、高収益が期待できます。なぜなら、広告単価の決定権がwebメディアの運営側にあるからです。ただし、webメディアの提供するコンテンツの質が問われる手法です。

3-1.純広告とは?

純広告とは、集客力があるwebメディアに対して、広告主のほうから直接広告の掲載を依頼される広告のことです。webメディアとして、多くの人々に知られており、それなりのpvや影響力があるとみなされて、初めて可能になる広告獲得手法といえます。

3-2.純広告掲載の声をかけてもらう方法

純広告は広告主のほうから声がかかるので、広告依頼以前に質の良いコンテンツを充実させておくことが前提となります。コンテンツの質とともに、社会的影響力を認めてもらうためには、コンテンツの量も重要です。読み応えのある文章と見応えのあるビジュアルが、十分に蓄積されている必要があります。

4.webメディアで収益を上げる際の注意点

ここで紹介した収益化の手法については、それぞれ一長一短があります。ここでは、特に注意を要すべきものについて紹介します。具体的には、アドネットワークとコンテンツ販売です。共通するポイントは収益性の低さにあります。

4-1.アドネットワークは収益が低い

アドネットワークは、労力に対してそれほど収益が上がらない傾向にあります。クリック数が重要な要素なので、安定した収益を得るには常に多くのpvを稼ぎ続ける必要があるのです。サイトの更新や新しいコンテンツを継続的に供給する企画力が重要になります。高収益を目指すのであれば、常に顧客の興味を喚起するような情報発信が欠かせません。

4-2.コンテンツ販売は売れにくい

インターネットを使えば、コンテンツ販売のサイトは容易に開設できますが、売れるかどうかは別の問題です。特に、webコンテンツはコピーが容易であり、実物が手に入るわけではないなどの理由から、実売に結びつきにくい傾向が見られます。

5.webメディアで収益を上げるのに最適な方法

webメディアで収益を上げるのに最適な方法は、メディアの顧客形態によって大きく変わります。アドネットワーク向きの顧客と、アフィリエイト向きの顧客は属性が異なるのです。また、魅力的なwebメディアに育ったのであれば、売却する手もあります。

5-1.webメディアのジャンルによって方法は変わる

検索からの流入が多いwebメディアであれば、アドネットワークの効果が見込めます。検索からの流入はライトユーザーが多く、広告をクリックしてもらいやすいからです。逆に、特定のファンがついているwebメディアであれば、アフィリエイトが向いているといえます。記事をじっくり読むのが目的のユーザーが多くなると、コンテンツに無関係な広告への注意は低下して、クリックされにくい傾向にあるためです。

5-2.webメディアを育てれば売却による収益化も可能

ここで紹介したさまざまな広告手法のどれを採用するにしても、自分のwebメディアを魅力的なものに育てることが収益化の最重要課題となります。webメディア自体に価値があるとみなされれば、広告に頼らなくても、それ自体を売却する方法も考えられるのです。これは、場合によっては最も高収益を見込める可能性があります。

6.Growth M&A(グロースM&A)なら契約から売却まで安心!

webメディアで収益を生むには、一般的に広告か販売かという2つの方法があります。
広告には、アドネットワーク、アフィリエイト、または純広告など特徴の異なる手法があります。顧客の属性によって、またwebメディア自体の訴求力によって、適切な手法を選択することが収益化の鍵です。販売には、商品の供給主体の違いにより、Eコマースとコンテンツ販売などの手法があります。さらに、webメディア自体に訴求力があれば、広告だけではなくサイトの売却も視野に入れることが可能になるのです。
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Originally posted 2020-09-03 20:30:50.