出会い系サイト運営は稼げる?収益性・運営方法・注意点について紹介

2021.02.17

近年では、出会い系サイトは主に「マッチングアプリ」と呼ばれるようになりました。

2020年に行われた調査では、若者の5人に1人が「マッチングアプリを利用している」と答えています。

これほどまでに需要がある出会い系サイトは、一体どれほどの利益が上げられるのでしょうか。

本記事では、出会い系サイトの運営に関する「収益性・運営方法・注意点」について紹介していきます。

出会い系サイト運営について


引用:https://www.photo-ac.com

出会い系サイト(マッチングアプリ)とは、オンライン上で恋愛や結婚を目的とした男女を繋げるサービスです。

大手の出会い系として有名なサイトは、「Pairs(ペアーズ)、Tinder (ティンダー)、with(ウィズ)、tapple(タップル)」などが挙げられます。

中でも「Pairs(ペアーズ)、Tinder (ティンダー)」は、2020年に入ってからの利用ユーザーが100万人を超えるほどの人気サイトです。

出会い系サイト運営は収益性が高い


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恋愛や結婚のニーズは時代を問わず需要があるため、出会い系サイトは運営次第で大きな利益を上げることが可能です。

主な収益方法として、以下の手段が挙げられます。

・広告収入
・月額利用料
・ポイント利用

広告収入

サイト運営において、広告収入は最も一般的な収益方法です。

基本的には、サイトへのアクセス数が伸びるほど、収益が増加します。

収益の相場は、1PVあたり0.1円〜1円です。

仮に1PVあたり0.5円だとすれば、月にアクセスするユーザーが100万人いれば、50万円の収益が見込めるということです。

月額利用料

ほとんどの出会い系サイトは、男性のみ月額利用料金が発生し、女性料金は無料となっています。

料金相場は、月額2,000円〜4,000円です。

なお、一般的な「街コン・合コン」にかかる費用は、月額6,000円〜10,000円となっています。

出会い系サイトは圧倒的にコスパが良いことから、利用者に人気があるサービスとなっているのではないでしょうか。

ポイント利用

ポイント課金制は「調整して利用できる」というメリットがあります。

主な使い方は、「メールの送信、掲示板の投稿」などを、購入したポイントを使って利用する方法です。

相場は1通あたり50円〜70円ほどで、月額換算すると1,000円〜3,000円ほどになります。

利用頻度が少ない方にとっては、ポイント制のほうが利用しやすいでしょう。

無料サイトでも収益化は可能

無料で利用できる出会い系サイトで収益を上げるには、以下のような方法が挙げられます。

・広告収入
・登録は無料だが有料ポイント制
・結果的に有料サイトへ誘導しているサイト

無料で利用できる出会い系サイトは、「登録無料でポイント制」というサイトが多くなっています。

利用者が気を付けなければいけないのが、「結果的に有料サイトへ誘導しているサイト」です。

「無料で利用できる」と謳い、利用者に大量のサクラメールを送りつつ、結果的に有料サイトへ誘導しているのがほとんどでしょう。

中には全てがサクラメールによる運営という「悪質サイト」も存在します。

「全てが無料利用できる」と謳っている出会い系サイトは、十分に注意が必要でしょう。

出会い系サイトを運営するには?


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では、実際に出会い系サイトを運営するためにかかる費用、必要な手続きはどのようになっているのでしょうか。

それぞれ紹介していきます。

出会い系サイト運営に必要な費用

出会い系サイト運営に必要な費用は、以下となっています。

・出会い系サイトの制作費
・アカウントの取得費用・ドメイン代
・テスト用の端末費(スマホ費用)
・アプリ公開後のストア手数料
・サーバー費用
・広告費
・人件費
・保守管理費

・出会い系サイトの制作費

出会い系サイトを運営するためには、サイトの制作が欠かせません。

サイトの内容や依頼先によって費用はまちまちですが、安く見積もって150万円〜と言われています。

制作費を妥協してしまうと、中途半端なサイトに仕上がってしまう可能性があります。

妥協せず、納得のいく出会い系サイトを制作するべきでしょう。

・アカウントの取得費用、ドメイン代

出会い系サイトをスマホアプリとして公開するためには、「デべロッパーアカウント」を取得する必要があります。

デベロッパーアカウントとは、開発したアプリを公開するために必要なアカウントです。

スマートフォン、iPhoneの両方からアプリを公開するとなると、「App Store、Google Play」からデベロッパーアカウントを取得しなければいけません。

それぞれの費用は、以下のようになります。

・App Store:Apple Developer Programで取得。費用は年間11,800円。
・Google Play:Google Play Developer Consoleで取得。費用は$25(日本で約2,600円)
※2021年1月現在の料金です。

WEBサイトを利用する場合には、さらにドメイン代がかかります。

費用は年間で数百円〜数千円です。WEBサイトがあれば、検索ユーザーの信頼アップに繋がります。

また、アプリの紹介や誘導手段として利用するのも、戦略として効果的です。

・テスト用の端末費(スマホ費用)

テスト運用するためには、スマートフォンやiPhoneを購入して動作確認をする必要があります。

しかし、あまりにも古い機種では、テスト動作とはいえ不向きでしょう。

2〜3世代前の中古端末を揃えるのがおすすめです。

・アプリ公開後のストア手数料

出会い系サイトの運営を開始したら、それぞれのストアに手数料を支払わなければいけません。

「App Store、Google Play」に支払う販売手数料は、以下になります。

・App Storeの手数料:販売手数料15%
・Google Playの手数料:販売手数料30%
※App Storeは、2021年1月より、手数料が15%に変更されています。

・サーバー費用

サーバーにかかる費用は、サイトの規模や機能性によってまちまちです。

利用するユーザーが増えるほど、アクセスによるサーバーの負荷は大きくなります。

サイトの運営状況に合わせて、サーバー費用を検討しましょう。

・広告費

出会い系サイト運営は、「いかに広告からユーザーを獲得できるか?」が重要です。

しかし、出会い系サイトのネット広告は審査が厳しく、一般的なサイトに比べて広告が出しづらい傾向にあります。

広告先の選定は、常に利用ユーザーの動向を確認しながら吟味していく必要があるでしょう。

基本的には、ユーザーを1人獲得するための費用が、利用ユーザー1人あたりの平均課金額を上回らないように選定します。

運営状況に合わせて調整していきましょう。

・人件費

個人で出会い系サイト運営を始めた場合、人件費はかかりません。

しかし、運営が忙しくなるほど、一人で対処できない仕事が増えてくる可能性があります。

将来的に人件費がかかることを、視野に入れて運営していきましょう。

・保守管理費

出会い系サイト運営は、「サイトさえ完成すれば、運営するだけ」というわけではありません。

運営中にアクセストラブルや不具合が起きることは必ずあります。

定期的なサーバーのメンテナンスなど、保守管理費をかけることで安定した運営ができるでしょう。

出会い系サイト運営に必要な手続きについて

出会い系サイトを運営するには、公安委員会に届け出をしなければいけません。

無届けの場合、法律違反となってしまいます。

届け出は、事業を始める事務所、または住居を管轄している警察署の署長を経由して、公安委員会に届けましょう。

必要な書類は以下になります。

個人事業者の場合…
・住民票の写し(本籍地記載のもの)
・出会い系サイト規制法の項目に該当しないことを誓約した書面
・市区町村が発行する証明書
・法定代理人の氏名・住所を記載した書面
・当該許可を受けていることを証する書面
・出会い系サイトのURLを使う権限を証明(疎明そめい)した資料

法人事業者の場合…
定款ていかん
・登記事項証明書
・出会い系サイト規制法の項目に該当しないことを誓約した書面
・出会い系サイトのURLを使う権限を証明(疎明そめい)した資料

出会い系サイト運営で注意するべきこと


引用:https://www.photo-ac.com

出会い系サイト運営は、2008年の「改正出会い系サイト規制法」施行によって、規制が強化されました。

運営する際には、必ず「出会い系サイト規制法」に、目を通しておきましょう。

インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律

また、令和元年の法改正によって、「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律施行規則」が改正されました。

“・事業開始、事業の廃止等に係る届出について、届出書の様式、提出先、提出時期等が規定されています。
・事業開始の届出における添付書類として、住民票の写し等が規定されています。
・事業開始の届出事項である業務の実施の方法に関する事項(法第7条第1項第6号)として、出会い系サイト事業のURL等が規定されています。”
引用:出会い系サイト規制法施行規則

出会い系サイト運営をされる方は、18歳未満の出会い系サイトの利用防止に、出来る限り努めることが重要です。

出会い系サイト運営の罰則

罰則に関しては、以下の内容があります。

・無届けによる法律違反
・名義貸し
・行政処分の対象

さきほど紹介した「届け出」がされないまま、出会い系サイトの運営が発覚した場合には、6ヶ月以内の懲役、または100万円以下の罰金が課せられます。

また、運営は自己名義で行わなければいけません。

名義貸しが発覚した際にも、6ヶ月以内の懲役、または100万円以下の罰金が課せられます。

行政処分の対象となる項目としては、以下の内容が挙げられます。

・サイト内に「18歳未満利用禁止」などの禁止事項が明示されていない
・出会い系サイトを利用した「禁止誘引行為」が対処されていない

行政処分には、「指示、事業の停止命令、事業の廃止命令」の違反があります。

「指示」違反の場合、6ヶ月以内の懲役、または100万円以下の罰金が課せられます。

「事業の停止命令、事業の廃止命令」違反の場合、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金に加え、両方が課せられるケースもあります。

出会い系サイトを運営される方は、注意しましょう。

まとめ


引用:https://www.photo-ac.com

出会い系サイト規制法が強化されたことにより、健全に出会い系サイトを利用するユーザーやサイトが増えました。

しかし、依然として出会い系サイトを悪用しているユーザーや事業は存在します。

本記事を参考に、常識ある出会い系サイト運営を心がけてください。

また、Growth M&Aでは出会い系メディア、マッチングサイトを、安全に売買することが可能です。

サイト売買を考えている方は、検討してみてはいかがでしょうか。

Originally posted 2021-02-08 16:18:45.