Googleアドセンスの審査で合格するために押さえておきたい5つのポイント
2022.04.21
サイトやブログを運営して収益化を目指したい場合、まず最初に通過しておきたい壁として知られるGoogleアドセンスの審査。
ネットやSNSでも、「たった5記事でGoogleアドセンスに合格しました!」と報告する方や、「30記事も書いているのに落ちました…」という方まで、合否の結果には大きな差が出ています。
なぜ、Googleアドセンス審査の合否が人によってここまで変わるのでしょうか?
今回は、Googleアドセンスの審査に合格するために押さえておきたいポイントについて紹介していきます。
「何度も挑戦しているのに全く合格できない」と、悩んだり諦めていた方はぜひご参考ください。
Googleアドセンスの審査について
引用:https://pixabay.com/ja/
Googleアドセンスは、自分のウェブサイトに広告を貼り、その広告がクリックされた分だけ広告収入が得られる無料のサービスです。
近年では自動広告機能が向上してきたため、審査に合格して簡単な設定さえ済ませてしまえば、Googleが自動で適切な場所に広告を展開してくれます。
しかし、どんなサイトでも広告を貼れるというわけではありません。
Googleアドセンスを利用するには、Googleの審査に合格することが条件となっています。
サイトやブログが、「広告を貼るのにふさわしいコンテンツであるか?」ということを、Googleが厳正に判断するということですね。
Googleアドセンスの審査基準は年々厳しくなっている
Googleアドセンスの審査は年々厳しくなっているため、「〇〇の情報が正解」と決めつけてしまうのは危険です。
例えば、書店ではGoogleアドセンスの攻略法に関する書籍が多く出版されていますが、数年前の情報だけでは通用しない場合が増えています。
Googleアドセンスの審査を受けるときは、実際に合格した方の設定や注意点について説明している「新しい情報」にも目を通すようにしましょう。
Googleアドセンスの審査で合格するために押さえておきたい5つのポイントについて
引用:https://pixabay.com/ja/
Googleアドセンスの審査に合格するためのポイントとして、必須事項と言われている内容がいくつかあります。
今回は以下の5つのポイントに分けて、必ず押さえておきたいことを紹介していきます。
・審査には独自ドメインの取得が必須
・AdSense プログラム ポリシーを理解しておく
・禁止コンテンツを含まない
・プライバシーポリシー・お問い合わせフォームを作る
・読者にとって有益なコンテンツを作る
審査には独自ドメインの取得が必須
2020年現在では、独自ドメインを取得していなければGoogleアドセンスの審査に登録すことができません。
ドメインの取得方法はネット上で多く紹介されていますので、自分に合った方法を探してみてください。
補足:独自ドメインが取得できれば無料ブログでも審査は可能
ネット上では「無料ブログではGoogleアドセンス審査の登録ができない」という情報をよく目にします。
しかし、正確に言えば「独自ドメインが取得できて、Googleアドセンスが使えれば無料ブログでも審査は可能」ということです。
Googleアドセンスが利用できる代表的な無料ブログとして「はてなブログ、Seesaaブログ、livedoorブログ」が挙げられます。
少しでも費用を抑えたい方は、無料ブログを利用してみるのもいいでしょう。
AdSense プログラム ポリシーを理解しておく
“Google が許可しないポリシー違反があった場合、Google はサイトへの広告配信を停止したり、AdSense アカウントを無効にしたりする権利をいつでも行使できます。アカウントが無効になると、AdSense プログラムにはご参加いただけなくなります。”
引用:AdSense プログラム ポリシー-Google公式ページ
AdSense プログラム ポリシーでは、Googleアドセンスを利用する上での注意事項が記載されています。
合格後に確認をしておくことも大事ですが、そもそもAdSense プログラム ポリシーに反するコンテンツ内容となっていては、Googleアドセンス審査で合格するのは難しいです。
すでに審査に落ちた経験があり、AdSense プログラム ポリシーを確認していない方は、必ず内容を確認しておきましょう。
禁止コンテンツを含まない
Googleのポリシーに反さないコンテンツ作りは、Googleアドセンス審査の合格基準として必須事項の一つです。
AdSense プログラム ポリシーの一環として、以下のような禁止コンテンツは広告の掲載が禁止されています。
・成人向けのアダルトコンテンツ
・誹謗中傷的なコンテンツ
・アルコールやタバコ、薬物などを勧めるコンテンツ
・著作権に反するコンテンツ
・法律に反する不適切な表示・表現に関連するコンテンツ
Googleが定める「不適切な」表示・表現の場合、無意識にポリシーに反してしまう可能性があります。
とくに表現に関しては、軽い気持ちであっても暴力的・不快と判断される言動であれば、Googleの低評価に繋がる可能性があるでしょう。
詳しくは公式ページの内容をご確認ください。
Google サイト運営者 / パブリッシャー向けポリシー-Google公式ページ
プライバシーポリシー・お問い合わせフォームを作る
意外と見落としがちなGoogleアドセンス審査に落ちる要素として、サイトやブログに「問い合わせフォーム」や「プライバシーポリシー」を掲載していないというケースが挙げられます。
とくにプライバシーポリシーの設置は、Googleアドセンスに合格するための必須条件となりますので、必ず設置しましょう。
問い合わせフォームは、万が一サイトやブログに問題が生じた際に、連絡できる手段があることで信頼性が上がります。
プライバシーポリシーと一緒に設定しておくことをおすすめします。
プライバシーポリシーの設置方法
1.WordPressの「設定」から「プライバシー」を選択します。
2.プライバシーポリシーページにて「このページを使う」をクリックすると、固定ページにプライバシーポリシーの下書きが作成されます。
3.固定ページからプライバシーポリシーの下書きを公開設定に変更し、フッターメニューに設定すれば完了です。
プライバシーポリシーはサイトの最下部である「フッターメニュー」のみに設定するのが一般的です。
内容をより充実させたい場合には、ネット上にある無料テンプレートを利用してみてもいいかもしれません。
Googleが定める必須事項を確認したい方は、以下のリンク内容をご参考ください。
お問い合わせフォームの設置方法
1.WordPressの「プラグイン」を選択し、「新規追加」をクリックします。
2.「Contact Form 7」と検索すると、お問合せフォームのプラグインが表示されますので、インストール後に有効化しましょう。
3.設定に移動し、「Contact form 1」を選択します。
4.するとショートコードが表示されていますので、コピーして固定ページに貼り付けます。
あとはプライバシーポリシー同様に、設置したい場所に設定すれば完了です。
「お問合せフォーム」はサイトの方針によって設定や内容が変わってくるため、お好みに合わせて調整するといいでしょう。
読者にとって有益なコンテンツを作る
Googleアドセンス審査に合格するためには、ある程度のコンテンツ数が必要不可欠です。
しかし、記事数が多ければいいというわけではなく、「いかに読者にとって有益なコンテンツを発信できているか?」ということが、最も重要視される要素になります。
ネット上では、「文字数は1000文字以上書くべき」や、「記事数は最低でも10記事は必要」というような情報もありますが、これらはあくまで基準であり、必須条件ではありません。
さすがに「1記事で審査に合格した」という話は聞いたことがありませんが、5記事ほどで合格したという話はよく耳にします。
実際に「Googleが掲げる10の事実」では、第1項目として以下のような説明がされています。
“1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。Google のトップページはインターフェースが明快で、ページは瞬時に読み込まれます。金銭と引き換えに検索結果の順位を操作することは一切ありません。広告は、広告であることを明記したうえで、関連性の高い情報を邪魔にならない形で提示します。新しいツールやアプリケーションを開発するときも、もっと違う作りならよかったのに、という思いをユーザーに抱かせない、完成度の高いデザインを目指しています。”
掲げる10の事実-Google公式ページ
ユーザーにとって有益なコンテンツを、Googleのポリシーに反さない形で発信することがGoogleアドセンス審査を優位にするコツと言えるでしょう。
まとめ:独自性のある有益なサイト・ブログを作ってGoogleアドセンス審査合格を目指そう
引用:https://pixabay.com/ja/
今回は、Googleアドセンスの審査に合格するために押さえておきたいポイントを、5つにまとめて紹介してきました。
Googleアドセンスの審査を申請する場合には、必ず不十分な事項がないか確認をしましょう。
・独自ドメインを使用している
・AdSense プログラム ポリシーに反するコンテンツは発信しない
・プライバシーポリシー・お問い合わせフォームを作り、信頼性を高める
・ユーザーにとって有益な独自性のあるサイト・ブログを作る
Googleアドセンスの審査基準は常に厳しくなってきていますので、原因が分からない場合にはGoogleの定める必須コンテンツ、禁止事項を再確認し、さらにコンテンツを充実させて合格を目指してみてください。
▼Googleアドセンス審査に合格した後の広告掲載方法についてはこちら
>>WordPressブログにGoogleアドセンスを貼る方法やおすすめ位置について
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※完全成果報酬型で運営しているため、会員登録・相談料・案件掲載料などで料金が発生することはございません。
Originally posted 2020-12-28 12:28:47.
2018年からGrowthM&Aを運営するAIGATE株式会社にジョイン。
サイト売買/ECサイト/D2CのM&Aを得意分野とし、数多くのM&Aに携わってきた。
また、自身もメディアを立ち上げグロースさせた経験から、有益な情報を発信している。